ここまでいかがですか?

これだけでもかなり理解が進んだと思いますよ
まぁ
ほとんど小学校の理科の世界ですけど・・・笑

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3回目は高気圧と低気圧がおこす風向きについて簡単に説明します


北半球では高気圧は中心から時計回りに風が吹き出します

★-kiatsu9




低気圧はその逆で反時計回りに風が中心に向けて吸い込まれていきます

★-kiatsu10




ここではウインドの予想に役立つ知識だけをpickupしてるので
上昇気流とか下降気流はスルーします


ここで問題になるのは
その吹き出し方なんですよね~~

★-IMG_20200426_0001




素人考えでは風は等圧線に対して90度で吹くと思われがちですが
実は
等圧線に対して陸上で35度くらい
海上では15~20℃くらいの角度で吹きだすんです、、、

そう!
ここで西高東低の気圧配置の時
遠州のからっ風が西北西や西になる理由が分かったあなた
天気図読めてますよぉぉぉ~


そして
ここで遠州マジックの種明かしを
マジックの天気図です、笑

★-IMG_20200426_0002


実際のマジックだと
ここまで等圧線が立込むいことはないんですが
高気圧が東~南東方向に張り出してくると
その張り出しの軸、、、等圧線が押し出され頂点と中心を結ぶ線
よりも北側では上記の角度よりも大きな角度で風が吹く傾向が強いです
なので等圧線が遠州に1本でもかかっていれば思いの外強い風が吹く
という訳なんです、私見ですが!

まぁ実際には
これに加えてサーマル(海風)が影響してくるのですが
ここでは高気圧の位置と張り出し方向が風向きに与える影響だけ覚えておいてください




お次はこの時期特有の寒冷前線のケース


★-IMG_20200426_0002 - コピー



この場合は寒冷前線の南側では等圧線と平行に近く
北側では等圧線との角度が大きくなる傾向があります

なので寒冷前線を伴う低気圧が関東に接近する場合
そのコースによって風向きが西っぽくなったり南っぽくなったりするんですよね
しかも寒冷前線が通過すると風向きが大きく変わる=ウインドにはヤバい=っとことを
理解して頂けると思います


あっ
当たり前ですが
等圧線の間隔が広ければ風は相対的に弱く
狭ければ相対的に強く吹きます、、、これは変わりますよね



いかがですか?
ここまで理解できていればwindsurferとして天気図を読めるレベルと言っても大丈夫です

あとは
自分でしっかりと天気図を見比べて(直近と24・48時間後)
高気圧や低気圧の動く方向とそのスピード(位置の変化)を見て
自分で風向きと強さを予想してみてくださいね~~


4回目は
風が地形から受ける影響について説明します