今回は番外編として実際の地形を当てはめて解説

お江戸近辺の北系の風について
その他お地域のみなさん、ごめんね~~~
これを参考にして考えてみてください


★-無題



お江戸=関東平野=の特徴
西側に比較的高い山(秩父~大山~箱根~伊豆)がそびえている
衛星写真でバッチり分かりますよね
北東風は比較的高低差の少ない関東平野東部を抜け東京湾へ
高低差が少ないほど風速低下が防げる
北側では東側の山に沿ってやや北に向きを変える
ここで風が収束されるので風速が上がる
プラス東京湾も北東から南西に向いて開いていて三浦半島辺りで幅が狭くなる
そうここでも収束効果がプラス
つまり二つの収束効果で東京湾の北東は良く吹く、ということになります

北風の場合は東側の山に沿って吹くので風速の衰えが比較的少ないと思われます
東京湾に出ても南に抜け道がないので風速のUPは少ないと思います

北系の場合
これらの地形的要因に加え陸風(逆サーマル)がプラスされるので
明け方~朝が一番風が強く吹くと結論づけられます


では同じ北東でも99が東京湾ほど強くないのは?
おそらくですが99自体が湾曲している
また銚子と夷隅付近の地形的でっぱりのため
海岸線に沿って吹き抜ける距離が短く吹き抜けられないのではないかと思います
また99には収束効果が起こる地形がないことも一因かな?
(夷隅の山は距離が短く収束効果が発生しない)


これに各地の灯台やアメダスの数値をマッチングさせればほぼ完ぺき
おいらはアクア8メートルならキャバクラ5.3/林檎でOK
犬吠10メートル&勝浦灯台が犬吠と同じ風向きなら5.3/林檎
という感じです



これらの知識の多くはこの本から

★-IMG_4542


94年なので四半世紀前、、、歳がわかるやんけ!

風だけでなく波についての考察
日本の四季についての考察
もあって
今でも予想の時は何度となく目を通しています

最後が気象台のテレホンサービス一覧
ってのが時代を感じさせますが
インターネット時代に合うように一部改編して再販してほしいものです



では
また機会があれば暇つぶし講座やりたいと思います
6回にわたってのお付き合いありがとうございました~~