いろいろな考え方やご意見があろうかとは思いますが
WAVEの一番の楽しみといえば
リップと正面衝突(的アクションになる)フロントサイドライディングですよね
今は道具も進化してクロスオンショアでもしっかりとフロントに行けるようになりました

とはいえ
オンショアのフロントサイド、略してオンフロ
だと
どうしてもリップに上がり切れずラインが浅くなるWAVERも多いようです


おいらが初めてオンフロを見たのは
ポッゾのPWAでビヨンがすんげぇ体捻ってフロントライドしてたビデオ
その後は伝説の小野浦CUPで全日本タイトルを取りまくることになるエアボーンのメンバーによる
通称「矢切の渡し」
さらには北の大地の師匠がポートでやってたオンフロ、まんま



そこから必死で練習を開始
まずはセイルを開くところから
そうすると100%失速、、、違うな
次にクリューファーストで走る練習
これは役に立った、、、というか気付いた
内傾しないとセイルを開いて走れないことに、、、、
そん次は平水面のレイルトゥレイルで一瞬クリューで風を取る練習
これはかなり効果あってかなり感触がつかめてきた
その後海で実践、、、よー裏風食らいました
でもポートでもスタボーでもやったので
このテクは自分史上初めて両サイドが同じレベルでできてます、思い込み?
そんでもって
オンフロはVer2に進化
目線でアプローチする角度を調整できるように
粘ればサイドと同じ角度でアプローチできるようになりました、びっくり


何が違うかって??



サイドショアだと
★sideshore

ボトムターンではセイルのウインドウ越しにリップを見ます
セイルもしっかりと引き込んでます



これがオンフロになると
★vertical1-2

目線をクリュー付近まで振っています
カラダもサイドショアより大きく内傾しています

頭の位置とメット(ハット)のツバの向いている方向が違うのわかります?


ついでに書いとくと
マスト手の動きも全然違ってます、笑
サイドショアではしっかりと伸ばしてますが
オンショアでは肘を直角にしてやや下げています(見にくいけど)

まだまだ違いはあるんですが、、、特許取得してからに(笑)


オンフロの場合
このタイミングで目線を切る、、、リップを見るのを止める、、、と
100%リップに届きません
ボードがフェイスを上がり始めるまではクリューからリップを見続けましょ~~
まぁこれはサイドショアでも同じなんですけどね
アプローチが浅い原因は早く目線を切るからです
、、、、それだけではないんですが、、、、
オンフロでは後ろ足に荷重しないイメージもまた大事
前後イーブンに荷重できればセイルを開いても失速を最小限にすることができます
オンフロで失速するのはボードを早く回そうとして後傾するから

おいらもこのイメージを作るのに2年ほどかかりました
もちろんイラつくこともありましたが(今でもあるけど)
何回もトライしていれば少しづつできるようになります、間違いない


風向きに合わせたラインどりふができれば楽しさ倍増です
今では自分のオンフロを見て仲間は2段ボトムターンと言ってるようです、笑顔


サイド、オン、オフ
ポート、スタボー
フロント、バック、ジャンプ
奥が深いですWindsurfing